65歳以上の4人に1人が年齢で賃貸住宅を借りるのを断られたと聞きますが実際のところ何歳から家を借りにくくなるの?
一概に借りにくい年齢は何歳からと線引きをするのは難しいですね。
オーナーや管理会社によって様々でしょう。
高齢者の賃貸住宅を探すにあたっての注意点なども教えてもらえると助かります。
わかりました!注意点や解決策を提案させていただきますのでぜひ最後まで読んでみて下さい。
高齢化の状況
- 65歳以上の人口は3,624万人。総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は29.0%。
- 令和52年(2070)年には、2.6人に1人が65歳以上、4人に1人が75歳以上
令和4年10月1日内閣府
日本の人口は1億2,495万人で65歳以上の方は3,624万人です。
総人口に占める65歳以上の人口の割合(高齢化率)は29.0%です。
65歳以上の独り暮らし
令和2年では独り暮らしの65歳以上は増加傾向にあり、昭和55年には65歳以上の男女それぞれの人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%であったが、令和2年には男性15.0%、女性22.1%となっています。
持ち家と賃貸
令和3年 65歳以上の世帯のうち、持ち家でない借家住まいの割合は約18%となっており、公営の借家が6.5%、民間の借家が11%となっています。
65歳以上の世帯の約2割弱が賃貸住宅に住んでいる事が分かります。
持ち家の老朽化や交通の便や近くにスーパー、医療機関がないなどの理由で住み替えを考えられている方も居るのではないでしょうか?
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アパートが借りにくくなる年齢
出典 (公財) 日本賃貸住宅管理協会 H28.6月
こちらは賃貸住宅を借りる時の保証会社の審査状況です。
年代別に見ると60代よりも70代になると審査が通りにくくなりますね。保証会社によっては審査基準の違いはあると思いますが、高齢になると賃貸住宅は借りにくくなる傾向です。
オーナーや管理会社が躊躇する理由
- 金銭面
- 健康面
- 保証人
年金や預貯金があって当面の生活が困らない。家賃を決められた日までに支払える事が大切です。家賃滞納はオーナーが懸念されるひとつです。
また、入居する時は元気でも体調が悪くなってしまったり、事故などによって孤独死も考えられます。特に独り暮らしになると発見が遅れたりする事も。
年齢を重ねると親戚とも疎遠になってしまい、保証人になってくれる人が居ないケースも見受けられます。
普段から身内の方とも連絡を取り合ったりする事も大切ですね。
借りる際の注意点
先程のオーナーや管理会社が躊躇する要因をクリアしているのが望ましいです。
健康面
金銭面
保証人
しかし難しい事もあるかと思います。
「保証人になってくれる人がいない」「家賃はなるべく安く抑えたい」など思われる方もいるかもしれません。
保証人は身内の方がなってくれるのならいちばんいいのですがそうもいかない場合、知り合いの方に頼む?けど保証人って聞くと尻込みされそうですね。
そんな時にはここに相談してみましょう。
高齢者住宅財団が連帯保証人の役割を担うことで、家主の方は貸しやすく、入居する方は借りやすくなります。
また、家賃を安く抑えたい場合は公営住宅や高齢者向け優良賃貸住宅など他の方法を検討してみてはいかがでしょうか?
賃貸住宅の他の選択肢
高齢者向け優良賃貸住宅や公営住宅なら所得や年金によって家賃が安く抑えられる可能性があります。
家賃は各自治体で違いがあります。
高齢者向け優良賃貸住宅
高齢者にとって配慮された設計バリアフリーや手すり、見守りサービスなどがあって安心して生活できる。
家賃の減額補助があったり、高齢者が契約しやすいのもメリットです。
順番待ちですぐに入居できるとは限らないので早めの問い合わせがおすすめです。
基本的に自立している高齢者向けなので、重度の介護が必要になった場合は住み続ける事が難しいです。
公営住宅
公営住宅は家賃が民間よりも安いのが魅力ですね。
しかし順番待ちなどですぐに入居できるかわかりません。
UR賃貸住宅
高齢者向けの賃貸住宅があり、設備なども充実しています。
URが管理する物件は礼金・仲介手数料・更新料・保証人すべて不要です。保証会社も不要なので保証会社に払う費用もないです。
契約時に必要な費用は敷金2ヵ月分と日割り家賃、日割り共益費ですので、初期費用を抑えることが可能です。
まとめ
これからの社会において高齢者の住居の確保は大切です。
住みやすい環境や快適な住居の提供が出来るよう、少しでも力添えが出来ればと考えております。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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