賃貸物件に住んでいて火災報知器が電池切れで鳴った場合どうすればいいでしょうか?
火災報知器は自分で交換しないといけないの?
費用負担は大家さんなの?
そんな疑問に…
時々、火災報知器がピッピッ鳴ってうるさかったから取り外しましたという入居者様からの電話がかかってきます。
そんな時どうしたらいいのかをお伝えできればと思います
電池切れですピッ音がしたら
部屋のどこからかピッピッ音がしたらびっくりしますよね?
そんな時は火災報知器の電池切れかもしれません。
どうしても音が鳴り止まなくうるさい場合、本体を取っても大丈夫です。
でも、早めに管理会社か大家さんに連絡を入れましょう。
すぐに対応してくれます。
その時は鳴っていた火災報知器だけでなく全ての部屋の火災報知器の取り換えになると思います。
大体、同じ時期に取り付けている場合が多いので全部屋の火災報知器の交換になるでしょう。
火災報知器の寿命は大体10年です。
火災報知器は電池式なので電池が切れたら電池を取り替えるか本体を取り替えなければなりません。
火災報知器本体が2,000円前後、電池が1,500円前後なので本体ごと交換する事が多いです。
賃貸の火災報知器の費用負担は?
賃貸物件で火災報知器の電池の交換または本体の交換をする場合の費用負担は入居者なの?大家さんなの?
明確な決まりはないですが、実務上では大家さんが費用負担することが多いです。
住宅用火災警報器の設置の義務化
平成23年(2011年)に全ての住宅に設置が義務づけられていますが、火災報知器が設置されていない場合の罰則などは今のところはありません。
火災から逃げ遅れないためにも、火災報知器の設置は大切ですね!
米国では火災報知器の設置義務化を進め、設置の普及に伴い住宅火災の死者数が半減しました。
この結果を見ますと我が国も期待できそうですね。
出典 総務省消防庁
設置場所はどこ?
出典 一般社団法人 日本火災報知機工業会
設置場所は寝室や寝室のある階の階段。
地域によって違いがありますのでこちらから調べることができます。
一般社団法人 日本火災報知機工業会 市町村条例別の設置場所
しかし、賃貸物件の場合は入居者が居室を寝室にする場合もあるので各部屋に設置するのが望ましいです。
まとめ
火災報知器が電池切れで鳴り止まない時は本体を外しても大丈夫です。
ただし、管理会社か大家さんに連絡を忘れずに。
火災報知器は命を守る上で大切な物なので電池切れや壊れている場合は放置せずに速やかに対処してもらって下さいね!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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